シネマレビュー 『JUNO/ジュノ』 | 正直しんどい

シネマレビュー 『JUNO/ジュノ』

正直しんどい-juno01


ィーンの妊娠をテーマにしたコメディ。



今年のアカデミー作品、脚本、監督、主演女優賞と主要4部門でノミネートされ見事脚本賞受賞!…の優秀作ながらも日本での知名度がそれほど高くないのがもったいない!



主人公は16歳の高校生ジュノ。うっかり友達の子を妊娠してしまった彼女は一度は中絶しようと考えるも、裕福な家庭に里子にだすため出産を決意。

だんだん育っていく赤ちゃんと周りの人たちとのふれあいを通じたジュノの1年間を描く映画になっています。



ジュノのなんでもズケズケ、サバサバ系のキャラクターが魅力的です!ちょっとおどおど、気の弱そうな子供の父親である友人や、いざというときたよりになるお義母さんとお父さん。裕福だけど神経質な里親の夫婦…

などなどジュノを取り巻く人たちもとてもユニークでそのやり取りがとても面白いです。セリフ回しも大変秀逸!



主演は子役時代から若手演技派として高評価のエレン・ペイジ(『ハードキャンディ』『X-MENファイナルデシジョン』)。主演作を始めて観ましたが個性の強いジュノをのびのび演じておりとても気持ち良かったです。さしずめアメリカの蒼井優といった感じです。(←かってなイメージ…)



監督はジェイソン・ライトマン。名前を聞いてもしやと思ったのですがやっぱり!『ゴーストバスターズ』などの監督アイヴァン・ライトマンの実子でした!蛙の子は蛙ですな…。



もう公開終了間近であまりやってる劇場少ないですが興味ある人はぜひ観てみてください。

                            たかたポイント 80点