シネマレビュー 『ステルス』
スカッとした映画が観たいなぁ、とおもってみてみました。
舞台は近未来のアメリカ海軍。
男女3人のエリートパイロットで構成されたテロ対策チームに4人目の
エースが新規参入されることに。
それは最新の人口知能を搭載した無人のステルス戦闘機だった。
やがて自我に目覚めたステルスは、独断行動を取り始め…。
というお話し。
典型的な「自我に目覚めた人口知能モノ」です。
最新技術でつくられた精巧な戦闘機がたかが落雷一発で狂い始めるという
あたりがたまりません。
「テロ対策の極秘ミッション」の名のもとに他国のビルやら戦闘機を
ぼっこぼっこ破壊するのも国際的に大丈夫なのかと!
と、ストーリーはかなりはじけていますが、映像はすばらしいです!
ドッグファイト、ビルの破壊シーン等々、見どころは満載。
SFXは大御所デジタルドメイン社が担当。
監督は「ワイルドスピード」のロブ・コーエン。
スピード感あふれる画作りは毎度さすがです!
「コクピットに座っている感覚を提供したい。観客が気持ち悪くなって
くれればいい!」と言っていましたが、まさにそれを目指した
めまぐるしいカメラワーク。
板野さんが「あれはマクロスのパクリだよ!」といってましたが。
たしかに! 戦闘機からしてマクロス特有の逆V字翼機ですし、
機の動きもそこかしこにマクロスから影響を受けた感が漂っていました!
日本のアニメがハリウッドに影響を与えてるんですねぇ。
でっかい画面で観ることをお勧めします!
カメラワーク、飛行機モーションの参考にもなると思います。
たかたポイント:80点